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メイキング動画(絵/SHBJ庄司:BGM/Nirvana「Stay Away」)

私の影響を受け、友達がデジタルイラストを描きたいと言い出した。それはありがたいこと。
しかし私の口頭での説明が下手すぎて、友達には何一つとして伝わらず。
そこで私は動画で説明することにした。こんなに分かりやすい説明は他にないだろうと思って。
イラストは、「「このしばられた両手を……お前がほどいてくれよ……!!」By.庄司」です。

見せたところ、「意味がわからない、BGMからして今日もNirvanaが好きだということだけ分かった」と言われました(笑)
なんてこったい。
その数日後の、お絵描きチャットで世良ちゃんからも「分からなかった」と!
世良ちゃーん!(笑)


使っている色は左側2色を除く6色なんですけどね(笑)
そかそか、意味がわからないか。絵はもちろんのこと、説明も上手くなりたい今日この頃です。

「このしばられた両手を……お前がほどいてくれよ……!!」By.庄司


ブラックジャックによろしくの中には好きなオーベンがたくさんいて、庄司先生がその中でも一番好き♡
なにげに初めての若くてイケメンキャラだと思う。他のドクターは割りと年を取ってましたからね。
年齢としてはおそらく30代後半辺りだろうか(児玉さんへのジェムザール投与辺りと連載時期から考えて)
ジェムザールが承認されていない、がんの告知がまだ躊躇われていた時期と考えると、振り返れば奴がいるの司馬先生と同い年くらいかなぁ。

庄司先生の魅力はその中に渦巻く葛藤と、普段の明るさのギャップだと思う。
小児科医の安富先生の「医師には2つの段階がある」という話。児玉さんの時は間違いなく第一段階だった。
それが未承認薬のジェムザールを使い、あのような最後を遂げた。

教授が言っていた。あいつは角が取れて良い医者になるよ。
第二段階へと足を踏み入れ淡々と患者を見ている中、そこで斉藤に出会う。
様々なスタンスを持ったドクターが出るこの漫画の中で、庄司先生は一番人間らしいと私は思っている。
感情豊かで、それでも冷酷さも持ち合わせていて、次にこの医者は何をするのだろうかとドキドキさせてくれる。

またがん医療編というストーリーの中で特に魅力的なのは、患者のそれぞれの選択。
なんとしてでも延命したいと願う患者と、宇佐美先生と出会いがんとともに生きていくことを選んだ患者のそれぞれの最期。
これが物語としてうんと魅力を引き出してくれている。患者あっての医療ものですからね。

8巻での最後はもうそれはそれは涙させられた。と同時に緩和ケアの話が出て、嬉しさのあまり泣き笑いの状態で読んでいたのを今でも覚えている。
庄司先生は辻本さんに言った。あなたような最期を迎えたいと。
私は思った。庄司先生のような先生に診てもらいたいと。がん医療編の中で一番成長、前に進んだ医者は庄司先生だ。

次に好きな科は小児科と、精神科。
庄司先生はもちろん、小児科や精神科の話も描いていきたい。